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2016年1月2日土曜日

視覚的に操作できる「R コマンダー」

Rコマンダーのインストール方法


 R コマンダーは、Excel や SPSS のようにマウスやダイアロボロックスを使った

GUI(視覚的に操作できる)を、R に持たせるパッケージです。

インストールは、前回と同じ、「R console」 のコマンドから実行します。

「R コマンダー」のインストール方法と起動方法


Ⅰ:

R を管理者権限で実行します。

管理者権限は、Rのアイコンを右クリックすると表示されます

Ⅱ:

 コマンド「install.packages("Rcmdr", dependencies=T)」を入力して実行します。

Ⅲ:

 パッケージは、library(パッケージ名)によって実行します。

 R コマンダーを実行するには、library(Rcmdr)と入力します。

r パッケージのインストール





















 R コマンダーでは、


  1. データの読み込みや加工
  2. 度数分布や相関係数のような記述統計
  3. グラフの作成
  4. 回帰分析等の多変量解析


をGUIで操作できます。

 R console では、計算式のようなコマンド(命令)を必要としましたが、

 R コマンダーでは、視覚的に操作できます。

 また、その操作の対象とコマンドも、スクリプトウィンドウに表示されるので、

 R で必要なコマンドを覚えるのに役立ちます

インストール時の注意点


 R コマンダーを実行するのに、必要なパッケージがRに組み込まれていないとエラーが発生します。

足りないパッケージの指示が出た場合は、そのままパッケージをインストールしましょう。

足りないパッケージの追加










 次回は、さらに R を使いやすくする統合開発環境「RStudio」について紹介する。